2015年7月21日火曜日

さよなら北の大地

最終出勤日の帰り道。爽やかな雲が印象に残った。
会社から帰還指令が出て1週間、いよいよ明日、この地を後にする。引っ越し作業も部屋の掃除も手伝いに来てくれた家内とともにしっかりと済ませ、ご近所さんへの挨拶も終わった。最後の思い出づくりにと、昨日と今日、レンタカーで思い出の地を回ってきた。苦しい生活が続いたけど、いざ離れるとなると何だかこの地が愛おしくも感じる。離任するときはいつもそうだ。
東京に戻ったら戻ったで忙しい日々が待っている。おそらく毎日の生活に追われることになるだろうが、いつかまたこの土地を思い出し、懐かしむことができたら、またここを訪れることとしよう。その時、苦かった記憶は、きっと楽しい思い出に姿を変えていると思う。さようなら、そしてありがとう北の大地。

2015年7月12日日曜日

とうとう戻ることに

白ハマナスの咲くこのランニングコースともお別れだ
この週末、会社から東京に戻れとの突然の命令。待ち望んでいた指令だ。当地に来て2年と1か月、仕事にも遊びにも、そして普段の生活にもそれなりに頑張ってきた。この生活を始めるときに自分に言い聞かせたように「泣いて過ごすも3年、笑って過ごすも同じ3年」の精神で、努めて明るく元気に過ごして、家族と離れた寂しさを紛らわしてきた。
それにしても「この街は寒かった」というのが、今回の単身生活の総括の一言で、この週末、ようやく暖かくなってきたものの、2か月ほどすると再び寒い日が訪れることだろう。単身生活にはとても厳しい環境だったが、それゆえに人とのつながりも強かったかな。おかげで酒も良く飲んだ。単身生活がまだ続く諸兄がいるなか先に帰ることになるが、陰ながら皆さんを応援し続けるので、頑張っていただきたい。このブログ、次回を最終回として閉めることとする。今までありがとうございました。

2015年7月8日水曜日

初めての一人旅

知床のホッケ、脂が乗っていて実に美味かった。
先週末、当地での目標としてきた羅臼岳に登ってきたが、住まいとやや離れていることから、前泊と下山後の後泊をしてきた。羅臼岳は世界自然遺産の知床半島に位置していることから、距離だけではなく気持ち的にも遠い存在の地。そこに2泊するなんて、初めての一人旅でありながら、自分にとっては相当な冒険でもあった。
幸いにとでもいうのか、トラブル的なことは何もなく、ある意味、計画どおりの気持ちの良い旅になったわけだけど、それはそれで、結果論的には何か面白いハプニングがあっても良かったのではないかと、若干の物足りなさもあったかな。でも、旅って良いものだなと、改めて今回思った。また行ける機会があれば、ぜひともやってみたい。一人旅って、終わってからそう思うものなのかな。なんだか、あったかい思い出ができた感じ。

2015年7月3日金曜日

愛帽(相棒)

明日の山もこいつと行ってきます。
冬はともかくとして、山を歩く時やランニングをする時など、自分、この帽子と常に一緒にいる。何が気に入ってこうなったかは、正直あまり良く覚えていないけど、気づいたらそうなっていた。色落ち感や擦り切れ感がハンパないけど、こいつがいないとなんだか落ち着かない。ショップでたまにハットを被ってみるけど何だかしっくりこない。若い頃、野球をやっていたせいだろうか、ずっとキャップ派の自分にとっては、見慣れないハット姿は、なんだか気恥しい。
自分の体が動かなくなるのが早いか、それともこいつが使えなくなるのが早いか、よくわからないけど、今年もこのボロボロになった愛帽(相棒)とともに、山の中を這いずり回り、山の楽しさを互いの身にしっかりと浸み込ませようと思う。

2015年6月27日土曜日

山に備えてカットカット

気合いを入れるには、ここで十分だと思うんだけど。
来週、久々に山に行こうと思う。その山は、自分がこの地にやって来てから目標にしていた山で、去年も挑もうと思っていたが、天候や仕事の都合から結局行けなかった。来週は何とか天気も良さそうなので、上手くいけば目標を達成できるかもしれない。
今日は、成功祈願と気合を入れるために久々に短髪にしてきた。装備もそろえたし、体力作りにも余念はなし、そして気合も入ってきた。あとは天気だけ...。なんて、格好つけて言ったつもりだけど、カットしてきたお店は、いつもの1100円カット店。自分、髪を切る時間が嫌いだけど、お金もかけたくない主義。てか、セコいのかな?この店も消費増税前までは1000円だったのに、根性ないな...。なんて、いつもお世話になっているのにゴメンナサイ。

2015年6月21日日曜日

ただいまダイエット中につき

このアプリで筋トレに励んでます!
しばしの別れを告げた先の冬将軍、今回は思った以上に風雪が強く、部屋に閉じこもる日が結構あった。部屋にいてもなんとなくやる気も出ず、食べては寝て、起きてまた食べての生活をややしばらく続け、春が訪れてもそうした生活スタイルをなかなか崩せず、気づいた時には過去最高の皮下脂肪を身にまとってしまった。ということで、最近ようやくダイエットを始めた。
過去にもいろいろと試したことはあるけど、今回が一番ハード。なんといっても、「夕食抜きプラス筋トレ」なのだから。とはいってもヘタレの自分、平日のみダイエット。でも、効果は抜群で2週間で4kg減って、体脂肪率も2%ポイントダウン。でもちょっと辛いので、あと1週間だけ続けて、その後はユルくしようと思っている。やっぱり自分、ヘタレだ...。

2015年6月18日木曜日

我慢

霧が多くなるこの時期、この日は珍しく晴れました。
当地に来て早いもので2年。最初の単身赴任はちょうど2年間だったので、今回もそろそろかなとも思うが、会社からは一向にそうした気配は感じられない。ただ、最近はようやく今回の単身赴任を振り返れるようになってきた。これは果たしてこの生活に慣れてきての余裕のせいか、それともただ単に2年という期間がそうした思いにさせるのか、それは良く分からない。
この2年間を一言でいうと、「我慢」なのだと思う。極寒の冬季間はほぼストーブなしで過ごしたし、大好きな山歩きも滅多にできなくなった。家族の体調がすぐれなかった際には傍に付いてやることができなかったし、最近では自身ダイエットもしている。そもそも、家族との物理的な距離が精神的な距離に表れているような気もするし、やはりここは遠いのである。正直、早く家族の元に帰りたいが、まあ、もうしばらくは我慢しよう...。

2015年6月13日土曜日

近所のコマクサ

毎日この花を見られるって、ある意味幸せか...
今回の投稿で花三連続となるが、当地の花を語るうえではこの花はやはり外せない。高山植物の女王と呼ばれるこのコマクサもこの時期、徐々にその可憐な姿を見せ始めている。クロユリもそうだけど、高山じゃないのに高山植物が街中で当り前のように見ることができるこの街、不思議な感じもするけど平均気温が全国の中でも最も低いことを考えると、頷けるかもしれない。むしろ、自分たち人間が高地に近い環境の中で暮らしていると考えると、そっちの方が不思議なのかもしれない、そうも考えられるのではないかな。
今日の予想最高気温は16℃で、最低気温は10℃前後だったと思う。6月も中旬となったこの時期も安定して“寒い”この街、温暖化のためか熱中症の被害が各地で叫ばれる中、羨ましいと思われる人もいるかもしれないが、ここにいる身としては「う~ん」である。

2015年6月10日水曜日

咲き始めたライラック

この時期、この色を見るとなんだか嬉しくなります。
当地はこの時期、いろいろな花が一斉に咲き始めるようだ。2年住んで、ようやくそんな季節のサイクルが分かり始めてきた。北の大地の代表的な花としてこの「ライラック」があげられるが、この花も昨年、花も終わりかけの時期にようやくその存在に気づいた。どの街もそうだが、住めば住むほど、その街のことをよく知ることができるし、その街のことを知っていけば、その街に対する理解も深まっていくと思う。自分、この街のこと、ずいぶん分かってきたと思うし、少しだけ(当地の方ごめんなさい)当地のことも好きになってきた。この街にあとどのくらい住めるかは分からないけど、待ちわびてきた春満開のこの時期を存分に楽しみたいと思っている。今さら、ほかの土地の方には笑われるかもしれないけど、やっぱり春は良いな。

2015年6月6日土曜日

海抜4mに咲くクロユリ

職場のそばでパシャリしたんです。クロユリでしょ。
クロユリといえば、白山を代表格として亜高山帯や高山帯に咲く、れっきとした高山植物だと思っていた。つい先日までは。
ところが、当地に住み始めて2年になる今になって、街の中にひっそりと咲いているこの花を発見した。その場所は、職場のそばの海抜4m地点。「ウソだろ」と思った。何かの間違いだと思った。でも、よくよく見ても間違いなくクロユリ。しっかりと写真に収めて、部屋に戻ってからネットで調べてみると、どうも当地のような低地にも分布しているようなのだ。高山帯などに生息しているクロユリをミヤマクロユリと呼ぶのに対してエゾクロユリと呼ぶらしい。それでもクロユリはクロユリで、やはり高山植物なのだ。恐るべし当地...。ちなみに「愛する人へそっと贈ったクロユリを相手の人が手に取れば二人はきっと結ばれる」そんなアイヌの伝説があるそうです。見た目と反してロマンチックな話ですね。

2015年5月30日土曜日

この季節が早くもやって来た

先は見えない。でも、「こんな日もあるさ」で行こう!
この街の特徴とも言えよう「霧」。夏が近づくころにやって来て、秋の訪れとともにどこへともなく消えていく。自分も当地に来て以来、霧のことは投稿し続けてきたが、今年は最も早い時期での投稿。この霧というやつは辺りを真っ白にするだけではなく、とにかく寒い。国内主要都市で見る限り平均気温の最も低いのが当地。それは夏も寒いから。今年はその霧が早くもやって来た。
そんな当地に住み始めて2年になるが、今年は霧を見る目が若干変わってきた。それは、ネガティブ発想がなくなってきたということ。この時期に入るとき最初の年は「霧の朝は嫌だ」と言っているし、去年は「五里霧中」と表現している。今年は、ある意味何も感じなくなっている。あんなに嫌だったのに、なぜだろう。やはり人間は慣れる生き物なのか。こんな自分、もしかしたらどこでも生きていけるのかも...。

2015年5月24日日曜日

当地の芝桜

よくぞここまで手入れしたものです。
「当地の」とタイトルに書いたが、部屋から車で3時間近くもかかってしまう所に位置するこの芝桜公園、昨日、同僚に連れて行ってもらった。晴天の下、いつの間にか濃くなっていた新緑の中、車を走らせていると、突然にしてピンク色の世界が視界に入って来た。
車を駐車場に置き、ピンク色の世界に近づいていくと、そこは管理された公園になっていて、入園料は500円。ちょっと高いなとぶつぶつ言いながらも入園し、さっそく撮影会みたいなものを開始。まあ、なんだかんだ言いながらも綺麗なものは綺麗だし、それなりにテンションはあがる。ただ、どこかに何となく違和感みたいなものも感じる。なんだろう、このモヤモヤ感は、やはり、この大地にして、この色とその広がりのせいだろうか。う~ん?

2015年5月21日木曜日

自転車スタート

サイクリング途中。作付前の大地が広がっています。
昨年の記録をひも解き、比べてみると約1か月遅れでのスタートだった。そうサイクリング。最近だらけた生活が続いていたが、さすがに春はすっかり訪れている。先週末、ようやく走りだした。
走ってみると、いつもの感覚が甦って来る。「気持ちイイ!」。この日はやや風が強く、そのせいか、天気も晴れたり曇ったりと不安定。でも、当地ならではの大自然と、交通量の少ないサイクリングコースによる解放感とか爽快感みたいな感覚はやはりイイ。このコースになれてしまったら、自転車だらけの東京のサイクリングコースは走れたものではないだろう。そう考えると、今の環境は恵まれているのかもしれない。ということは単身生活も悪くないということか。物事、考えようである。

2015年5月17日日曜日

雲が綺麗だったから

いつもの通勤路で思わず立ち止まり見とれてしまった。
先日、早々に仕事を終えての帰り道、空に浮かんでいた雲が綺麗だったので思わずパシャリ。
最近、天気のことを勉強中の自分、通勤時に「あの雲は○○雲かな」とか、雲を見る習慣ができつつある。今読んでいる参考書によると、雲を種類分けすると10種類になるそうで、観天望気を身につけるためには、雲の特性を知ることが始めの一歩となるらしい。ちなみにこの日の雲は積雲かな。
でもこのときは、そんなお勉強を抜きにして純粋に見とれてしまった。一人生活を始めて思うようになったけど、今まで気にしなかった何げない風景や草花などに目がいくようになり、綺麗なものを見つけた時はジーンと心が癒される、そんな感覚が芽生えてきた。こんな自分に気づかせてくれる単身生活、悪いことばかりではないですな。

2015年5月14日木曜日

刺激を受けた京おばんざい

家内と行ったお店。古民家を利用して雰囲気、good!
ゴールデンウィークで家族の元に帰った時のこと。
家内と二人で都内某所の人気京おばんざい店に行ってきた。京おばんざいとは、京都での日常のお惣菜のことで、そのお店も京野菜などの旬の素材などをすべて手作りで、もちろん化学調味料は一切使わずに提供しているのが売りのよう。健康のことを思い、最近、食のことを考えるようになってきた自分と家内は、このお店のおばんざいに出会って、「これだ!」と目から鱗が落ちたかのように、もっと言えば全身に稲妻が走ったかのように、この食に感銘を受けた。
これからは、加工されていない元々の食材をシンプルに、それでいて食欲をそそるように種類豊富なメニューを作れるようになりたいなと思っている。って、何だか自分、ベテラン主婦みたい...(笑)。

2015年5月9日土曜日

当地にもようやく桜が

朝日に照らされるチシマザクラ、薄いピンク色がきれい!
ゴールデンウィークは家族の元に帰って来た。関東は最高気温が25℃前後あって、当地の気候に慣れた自分には暑くすら感じたほど。滞在中は、家族でキャンプに行ったり、家内と都内散策に行ったりしたが、楽しい時間はあっという間に過ぎ、半そで姿で当地に戻って来た時には、あまりの寒さに一気に現実に引き戻されてしまった。
ただ、戻ってからの初の出勤時に心が和む光景に出会った。そう、桜の開花。家族の所に帰るときは咲いていなかったのに、戻ってきたら結構咲いている。やはり桜って、元気が湧きあがってくる花だ。寒い冬を乗り切って一気に咲き乱れ、そして一気に散っていくその潔さ。大好きだ。当地の桜、お決まりのソメイヨシノではなくて、チシマザクラという北海道に多く見られる種。ソメイヨシノは寒い当地では育たないんだって(驚)。でも桜は桜、やっぱりきれい!

2015年4月26日日曜日

鹿と暮らす街

どこから来たの?そしてこれからどこに行くの?
最近投稿をさぼってた。ネタもなかったし、寒い中、いろいろなことが面倒くさくなっていたから。でも、ようやく当地にも僅かながら暖かさがやって来たので、やる気も再び湧き始めてきた。
さて、今回は、今日自転車でご近所をいわゆるポタしていたところ、衝撃的な場面に遭遇した。というのも、閑静な住宅街を走っていたら(まあ、当地はどこを走っても閑静なのだが...)、普通の家の隣にあった空き地になんと鹿が地面に芽を出し始めた若草を食んでいるではないか、しかも3頭も。当然にして周りは家も多く、自動車もびゅんびゅん走っているし、すぐそばに小学校だってある。「いくらなんでも、凄すぎるだろう!」と一人ぶつぶつ言いながらカメラを手にパシャリしたのがこのシーン。それにしてもあの子ら、どっから来たんだろう。もしかして、この辺に暮らしてるのか?まさか!

2015年4月12日日曜日

仲間との部屋飲み会

これだけあれば、十分酔えるでしょう(笑)
3月の近所の酒蔵の蔵開きで購入してきた当日限定酒を持ちより、昨日、いつものメンバーの部屋で飲み会を開いた。19度の生原酒は、辛口ながらほんのりとフルーティーで飲み口は抜群。オヤジ鍋とたわいもない会話もあったりで、この日は大いに盛り上がり、夜は更けていった。
単身赴任でいると、こうした仲間との時間がとても大切に感じる。もちろん、家族と離れていることに関しては、寂しさや空しさみたいなものはあるけれど、そんなことばかり言ってもいられないし、自分がくよくよしていると、大事な家族に対しても思いやることができなくなると思うから、まずは自分が元気でいること、そんなことを強く思い、毎日の生活を過ごしている。そういう意味では、仲間がいてとても助かっている。
ありがとうみんな!

2015年4月8日水曜日

桜吹雪のあと

桜吹雪のあとです。なくなる頃はさらに暖かくなるはず
先週末、用事があって家族の元に帰って来た。この時期、お江戸は桜が満開の時期を通り過ぎ、早くも散り始めを迎えていた。自分、この散り始めの桜が大好き。春の息吹を人々にたっぷりと与え、「さあ、そろそろ僕の仕事は終わりだよ」と言わんばかりに次の季節に、その主役の座を譲ろうとしている。桜吹雪によって舞散る花びらも、季節の移ろいの儚さを美しく演出しているような気がして。
この季節の移り変わりに乗じて自分も今住む極寒の世界から抜け出せたらいいなと、あり得もしない想像を一瞬してみるものの、まあ、こちらも徐々に暖かくなってきたところだし、もうしばらく頑張ることとしようと我に返る。うん、そうしよう。

2015年3月29日日曜日

晴れ時々ツボ足

なだらかな雪山コース。ツボ足がなければ最高なんだけど
昨日、今年初めての山歩きをしてきた。この時期なので、当然にして登山道はまだまだ雪だらけ。前日のうちに借りていたレンタカーで朝5時前には部屋を出て、登山口に着いたのは7時前。周りに登山者はなく、一人で入った。当日は風もなく暖かで、歩き進めるにつれて姿を変える摩周湖を望みながら、何度もその姿を瞼に焼き付け、登山道に残っていたトレースを目印に歩を進めた。
ただ、春の雪は、いかに当地といえども着実にその力強さを失い始め、特に雪の下から低木の枝や葉っぱが見えている辺りは地表付近の雪が先に解けているらしく、歩きながら何度も踏み抜くことがあった。こうして、いわゆるツボ足状態が多くなると、足への負担が増えるので、一晩明けた今日はふくらはぎ辺りが極度の筋肉痛。なので、今日は部屋で静かな一日を過ごす予定。ああ痛い...。

2015年3月22日日曜日

ママチャリ出動

君との付き合いも10年以上になるね。今年もよろしく!
当地にもようやく春らしきものがやって来たようだ。先週のランニングに続き、今週はママチャリの出動となった。外の空気はまだまだ肌寒いけど、乾いた路面をすいすいと自転車で走ることは、とても楽しいし、気持ちイイ。この数ヶ月間、じっと我慢してきただけあって、春ってやっぱりいいもんだとつくづく感じる。
この日は、ママチャリに乗ってご近所のスーパーに久しぶりに買い出しに行ったが、自転車だからと思って、余計に買っちゃったみたい。これも春の到来による気分の高揚のせいかな。まあ、いずれにしても、これからはママチャリに続いて、サイクリングにも行きたいし、野の緑や花の香りも感じたいし、春への期待はどんどん膨らんでいく。さあ、どんどんやって来い、春よ!

2015年3月19日木曜日

当地の蔵開き

この通りたくさんの人だかり。箱買いする人がバンバン!
当地には意外にも日本酒の酒蔵がある。もちろん、同僚と飲みに行く時にもここのお酒は良く飲む。全国的にはほぼ知られていないから、東京なんかで飲むことはまずないだろうが。
先日ここの酒蔵で、酒蔵開きのお祭りが開かれた。毎年、この時期に開かれるらしく、まあ、新酒祭りってことかな。新酒の試飲もできるので、この日は朝だというのに、堂々とお酒を飲むことができて、お日さまも高いのになんだか良い気持ち。しかも、この日、ここでなければ購入することのできないお酒を販売していることもあって、当日は、この春の恵みをいただくために当地にはめずらしく、たくさんの酒好きが押し寄せてきた。かくいう自分も、この恵に与ろうと、しっかりと限定酒を購入。さあ、今週末は久々の部屋飲みにでもしようか。ようしっ、飲むぞ~。って、何気合入れてるの、自分?

2015年3月14日土曜日

ようやくのラン

これだけ解ければ、ランニングするのに十分です。
最近の陽気のおかげで、あんなに積もっていた道路の雪が何とか走れるくらいまでに解けてくれた。ということで、早速のこと、待望のランニングへ。走り始めは多少肌寒いかなとも思ったけど、直ぐに体は温まり、30分もしないうちに息苦しさと足の張りがやってきた。「こりゃあ、また一から鍛え直さないといけないな」みたいなことを思いながら走った1時間。良く晴れた空の下、しっかりと汗をかき切った後にストレッチで硬くなってしまった筋を伸ばす。なんだかんだ言いながらも、改めて「走るっていいな」と素直に思った。「今年もいっぱい走ろう」とも思った。
さて、走るときにいつもスポーツドリンクを専用のウエストバッグに入れているんだけど、久々にベルトをはめたら、ぱっつんぱっつんの状態。どうしよう、思った以上にお腹が出てきたみたい。こりゃあ、今年は楽しい走りどころではなさそう(汗)。

2015年3月12日木曜日

お江戸の昼メシ

海老、アナゴ、貝柱、烏賊、海苔、緑のは何だったかな?
先週、久々の東京出張だったので、家族の元に帰ることができた。正月以来の帰省。仕事はまあ、何というかそこそこに済ませ、週末は家族との団らんの時間。それが単身赴任者の出張帰りの基本行動ではなかろうか。
そういうことで、土曜日はちょっとだけ大人になりかけた下の子の誕生パーティーで家族全員が盛り上がり、翌日曜日は近所にできたという某有名天丼屋に家内と二人で1時間並んで食べた食べた。やっぱ、お江戸は良いもんです。並んでまで食べたいものって、正直こちらにはないので、この感覚が何だか妙に懐かしくて、今回は以前よりも楽しんで並ぶことができた。ああ、お江戸の昼メシは最高だ。って、何の話になっちゃった?

2015年3月3日火曜日

剥がれちゃった

このとおり、ペロりです。
まだまだ使わなければいけないのに、やっちゃったという感じ。この冬靴、15年以上前に購入したもので、相当の年季もの。このうち使ったのは6シーズンくらいだと思うが、最近、ソールが剥げかかっていたので、あれっ?て思っていたけど、こうもあっさり、ペロッと剥がれてしまうとは思わなかった。たぶん先日からの大雪が春の陽気で融けて街じゅう水浸しになっているせいだからだろうか。
この時期に買い替えるのもなんだから、とりあえずは手持ちのトレッキングシューズで我慢することとするが、幸い、最近は多少寒気も緩んできて足元の寒さはそれほどでもなくなってきたから、その靴でも大丈夫そう。贅沢をいうのならば、冬靴を買いそろえることなく、つまりは、次のシーズンを迎えることなく、家族の元に帰られると良いんだけどな。まあ、贅沢か...。

2015年3月1日日曜日

先日の雪

雪はもうこりごり、気分は既に冬眠から覚めてます。
雪の少ない当地も春が近づいてくると、いわゆるドカ雪が降ることがある。先日もそのドカ雪に見舞われ、翌朝には住民総出で雪かき。春の湿った雪は、普段、運動不足でたるんだ身体には十分すぎるほどに堪えた。したがって、今日は全身筋肉痛で、天気も悪いこともあって完全休養日。
おそらく今後も何度かは春の雪が降るのだろうけど、一方で徐々に気温も上がっているから街の中に残る雪も少しずつ減っていくはず。そうして極寒の当地も春を迎えていく。ああ、本格的な春が待ち遠しい。は~るよこい、は~やくこい!!今はそんな気分。

2015年2月25日水曜日

カワセミの耳かき

可愛いと思うけど、どうかな?
今まで使っていた耳かきは、いまいちだった。でも、耳掃除をしないわけにもいかないので、それを3年くらい使い続けていた。自分の我慢強さというか、先延ばし体質というか、もう感動するやら呆れるやらである。
先日、同僚と行った温泉のお土産コーナーで、偶然にもこいつを見つけた。可愛いと思ったので、即買いした。自分、渓流の宝石と呼ばれるカワセミが大好き。
新しい自分専用の耳かき、いったい、いつまで使うことになるか分からないけど、もし、家に帰れるようになって、家族がこいつのことをほしいといったら?もち、即、あげるけど、果たしていつになることやら。えっ、いらない?ああ、なんだか今日は眠くなってきたから寝ることとしよう。じゃあ、おやすみzzz

2015年2月22日日曜日

今年も妖精たちに会いに行ってきた

望遠レンズのない自分のカメラではこれが限界です。
昨日、仲良しの同僚と温泉に行ったついでに雪原に舞う妖精たちを見てきた。妖精とはやや大げさかもしれないが、って、このフレーズ昨年も使った記憶があるが、とにかくこの妖精とは、タンチョウのこと。冬の間、餌づけの行われている雪原には体長1m余りのタンチョウが50羽以上はいたと思う。臆病な生き物なので、残念ながら人の近くには寄ってこないが、それでも彼らの優雅な姿や甲高い鳴き声は十分に身近に感じられ、そんなことを通じて自然の神秘すらも体感した、そんな気分になった。
寒いのは嫌だけど、寒くなければ彼らと会うこともできない。何かを得るためには何かを犠牲にしなければいけない。そんな教えに出会ったようで、何だか微妙な心境で、長い時間、彼らに見入ってしまった。

2015年2月14日土曜日

Amazonの米

今どきの北海道米、実に美味いです。
自分、今まで米は近所(といっても歩いて20分)のスーパーで購入し、部屋まで担いで帰っていた。だから大体3kgの米にしていたんだけど、先日、同僚の「自分は通販で買ってますよ」の一言を聞き、「なるほど、そりゃそうだ」と思い、早速、Amazonで5kgの米を購入してみた。
買ったのは北海道米の「ななつぼし」無洗米、もち新米。こんな土地でも注文して2日後に到着するし、重い思いをしなくて済むし、こりゃ便利と至極満足。これからは毎回これにしようと今さらながらに決意。しかも、届いた米のラベルを見ると、しっかりとAmazon表示が。なぜかなんとなく、この表示を見ると安心するのは自分だけだろうか。
ともあれ、早速、炊き立て卵かけご飯を頂いた。ああ幸せの瞬間。お百姓さんに感謝の瞬間。そしてAmazonにも感謝です。

2015年2月11日水曜日

野趣満喫の露天風呂

湯加減も熱すぎずぬるすぎず、最高!
先日のこと、いつものお仲間にとある秘境温泉へ連れて行ってもらった。
その温泉、小さな露天風呂と僅かばかりの脱衣所が湖のほとり3mのところにちょこんとあり、目の前にはたくさんの白鳥たちが羽を休めていた。しかもこのお風呂、無料で混浴と嬉しい限り。ただ、周りに囲いのようなものは一切なく、このときも観光客がうろうろする中、おじさん3人がフル○○で温泉に浸かるという、何だか微妙なシチュエーションを作り出していた。
それにしても、湖面とほぼ同じ目線となる露天風呂からは、白鳥だけではなく、太陽に照らされて光り輝く凍てついた湖面、その湖面を渡るキタキツネ、遠くの山々、そして澄み切った青空を望むことができ、大自然と一体となったような不思議な錯覚に陥り、まるで心と身体が甦ってくる、そんなことも感じることができた。

2015年2月8日日曜日

凍る部屋

何の写真?凍りついた部屋の窓なんです。これが。
ただ今、室温13℃。たくさん着込んでいるとはいえ、パソコンの前で身体を動かさずにいると寒くなってくる。ストーブがないわけではないが、殆ど使っていない。なぜ使わないかというと、「なんとなく頑張りたいから」、一言でいうとそういうことだと思う。では、なぜ頑張っているのかというと、正直、自分でもよく分からない。暖房費がもったいないから?そうかもしれない。飲み歩きの絶えない自分への戒め?そうかもしれない。寒さに強くなりたいから?まあ、それもあるかも。
どっちにしても、寒いのはもうこりごりなんだけど、まだ2月、当地の場合、あと2カ月くらいは我慢の生活が続くだろう。は~るよこい、は~やくこい!って感じですね。

2015年2月4日水曜日

凍る川

蓮の葉氷っていうのかな。この時期最大級!
今年も川は凍っている。川が凍るなんて、この街に来るまで考えもしなかったが、今ではすっかりその光景にも慣れてきた。むしろ、ここでしか見られることのないこの光景をしっかりと脳裏に焼き付け、いつかは懐かしい思い出として、その光景をまぶたに甦らせたいと思っている。
この街での冬の生活は人の心さえも凍りつかせるのではないかと思うほど大変に厳しいものだが、そんなことも、いつかこの地を離れ、時を経ることによって、暖かな思い出となるのではないかと思っている。いや、必ずそうしようと思っている。いやぁ、それにしても現実はとにかく寒い。今ごろ川の氷もさぞ成長していることだろう。今日は立春、この地には関係のないことですね...。

2015年2月1日日曜日

凍る道

もはや路面と表現できない状態です。
当地の気候は太平洋型気候に属し、冬に多く見られる西高東低の気圧配置のときは、カラッと晴れ上がるので、意外にも雪が降ることは多くない。でも、気温は相当に下がるものだから、たまに雪が降ると、それが少し解けては凍るといったことを繰り返し、路面が氷状になって、ずうっと残ったままになる。しかも、自動車のタイヤや歩行者の靴に磨かれて、よけいピカピカになり、歩く時は本当に注意が必要だ。先日は、飲んで帰る途中、一緒に歩いていた同僚が気の緩みから、ステンと滑って転んで、手首を骨折してしまった。いやいや怖いものだ。人の振りみて何とやらというが、本当に気をつけようと思う今日この頃。

2015年1月29日木曜日

冬の霧

晴れやかな冬の朝がいいんだけどなぁ~!
毎朝のこと、起きたらすぐに部屋のカーテンを開けて外の状態を確認しているのだけど、昨日は開けて直ぐにテンションがた落ち。
なぜかというと、昨日はこの時期にしては珍しく、窓の外には一面、霧が立ち込めていたから。その後も霧は晴れることなく、うっとうしい一日となった。自分的には、当地の冬の唯一といってもいいくらい良いところとして、「天気が良いところ」と思っているが、昨日は朝からずーっとモヤモヤ。
ところで、なぜ昨日はあんなに霧が出たかというと、それは川や海の水温が低い中、気温が異常に高くなったかららしい。何℃くらいになったって?最低気温が1℃で最高気温が4℃。異常に高かったらしい...。ガ~ン(驚)。

2015年1月24日土曜日

エスカロップ

サラダが付いて890円。決してお安くはないね。
今週、珍しく出張してきた。1両のみのディーゼル車に揺られること2時間半、ようやく着いた街は東のはずれの小さな港町。初めて訪れるこの街は、漁が盛んだったころは、それなりに華やいでいたのではと思わせる今や場末感のハンパない寂しい田舎町だった。
仕事もそこそこに済ませ(もち真面目にやりました)、ランチへと。行ったのは出張前にチェックしていた喫茶店で、この街のご当地グルメ「エスカロップ」で有名なお店。エスカロップとはバターライスにデミグラスソースのかかったとんかつが乗ってある、いわゆるB級グルメで、是非一度は食べてみたかった。実際、食べてみると、バターライスととんかつの相性がばっちりでなんとも美味いではないか。はいこれで、当地での思い出づくりをまた一つクリアできました(笑)。

2015年1月18日日曜日

厳冬期のスノーハイク

天気は良いが、もちろん氷点下。でも、楽しかった。
昨日の暴風雪と打って変わって今日は快晴。やや風は残ったものの、絶好のハイキング日和(もちろん寒いけど)。ということで、かねてから予約していた地元団体主催のスノーハイクに参加してきた。クロスカントリースキーを履いて、鹿、キツネ、雪うさぎといった冬でも活動する動物たちの足跡の探索、冬の植物の状態の観察、さらには氷点下の中でも凍らない湧水の不思議などなど、厳冬期における当地の自然についてネイチャーガイドの方に色々と教わりながら林の中や湿原を散策して周った。
寒いけど、こうして厳冬の自然に触れられるのも当地ならではの楽しみ。寒さで手や足先が痺れながら、自然の勉強をし、かつ運動もできるなんて、そんな経験、なかなか味わえないと思う。なに、味わいたくない?

2015年1月16日金曜日

今日の晩飯は切干大根

どんぶり一杯にできてしまった切干大根の煮付け
そう、今日の晩飯は切干大根。以前からストックしてあって、最近特に気になっていたんだけど、ようやく今日、調理に至った。レシピは、まあ適当にクックパッドで見よう見まね的に作ってみたけど、それなりに美味しく出来上がった。でも、切干大根の一袋を水で戻して、油揚げと人参を入れたりすると、それなりのボリュームになるものだから、これを食べ終えるにはいったい何日かかるのかと、いきなりにしてやや満腹感に襲われている。こんなときに、美味しい美味しいと言って(言ってくれるかどうかは分からないけど...)食べてくれる家族でもいれば、作り甲斐があるというものなんだけどな。まあ、しゃあない、地道に食べていくこととしよう。

2015年1月6日火曜日

現実世界で頑張るぞ

またこの場所に戻ってきてしまった。
楽しかった正月休みもあっという間に終わり、再び厳寒の現実世界に引き戻されてしまった。短い時間だったけど、家族との触れ合いは心地よく、ずっと浸かっていたかったが、そこは取り敢えず叶わぬ身、後ろ髪を引かれながらも、こっちに戻ってきてしまった。
ただ、今回は多少の暇つぶしになるであろう幾つかの情報も手にしてきてきたので、雪の降る日などは、部屋にこもって色々と試してみようと思う。その様子は、いずれまたレポするとして、これからはより一層ポジティブな発想を強く意識して、しばらくはここで頑張ろうと思う。だって、幾らもがいてもこの生活からは当分、逃れられないのだから。